ごあいさつ
福岡教育大学後援会
会長 河鍋 有一
本年度、薄会長の後任として福岡教育大学後援会の会長を務めさせていただくことになりました。河鍋 有一(かわなべ ゆういち)と申します。どうぞ
よろしくお願いいたします。
私事ではございますが、私は福岡教育大学を卒業し、小学校の教員となり32年が過ぎようとしています。今も筑紫地区の小学校で勤務させていただいてお
ります。子供2人も同じ大学に通うようになり、後援会には4年前から関わらせていただいております。本年度も会員の皆様のご意見をいただきながら大学と
協議し、会の運営を充実させてまいります。会員の皆様のご理解・ご協力の程、どうぞよろしくお願いします。
さて、5月から新型コロナ感染症の分類も変わり、コロナ禍ではできなかった活動ができるようになります。これまで行ってきたリモートでの活動など、
便利な面は取り入れながら本年度の活動を計画しています。まずは4年ぶりに大分、熊本、広島、長崎で保護者説明会を実施します。また、鹿児島支部の総会
はオンラインで実施します。大学・後援会から情報提供や意見交換等、保護者のニーズに合った説明会にしたいと考えております。
ここで、後援会の役割ですが、学生たちが学校現場や社会で活躍できる人材となるように、支援していくことです。具体的には、奨学金や図書の整備費へ
の補助、学生表彰や教育実習などへの補助、課外活動やボランティア活動への補助などがあげられます。教員採用試験に向けて、模試の開催への補助も行っ
ています。
また、保護者との情報共有・情報提供としては、年2回の会報の発行を行っています。これからは入学式や卒業式、大学祭での来校の制限が緩和されること
が予想されます。後援会としても、お子様の様子を知っていただいたり実際に見ていただいたりする機会の支援をしていきます。そのためにも保護者の皆様
との連携を図りながら後援会の活動も充実させていきます。
最後になりますが、今、日本の学校教育は大きな転換期を迎えています。「令和の日本型教育」としてのGIGAスクール構想の実施で一人1台のタブレット
が導入されました。また、35人学級も段階的に実施となりましたが、それに伴う施設設備や人員の不足、という課題も生じています。さらには、大量退職・
大量採用に伴う人材育成、やりがいのある職場環境づくりや子供と向き合う時間を確保するための働き方改革の実施が喫緊の課題となっています。本後援会
は、福岡教育大学出身の学生を、現在社会のニーズに対応できる信頼される教員として活躍できるように、学生と大学を支援する活動を行ってまいります。
本年度も引き続き、後援会活動へのご理解とご協力を重ねてお願い申し上げます。